サムエル・ビヨルク 【アイム・トラベリング・アローン】&【フクロウの囁き】
「アイム・トラベリング・アローン」2020/12/31読了
「フクロウの囁き」 2021/1/11読了
***
サムエル・ビヨルク著 オスロ警察殺人捜査課特別班「アイム・トラベリング・アローン」
1作目「アイム・トラベリング・アローン」
オスロの山中で見つかった6歳の少女の遺体。
首には「ひとり旅をしています(アイム・トラベリング・アローン)」のタグがかけられていた。
少女を人形のように着飾らせる不気味な犯行。
2作目 「フクロウの囁き」
森で発見された17歳の少女の遺体。敷きつめられた羽根に横たえられ、
口には白いゆりの花が押し込まれ、
周囲には五芒星の形に蝋燭が並べられ、身体は骨と皮ばかりになっていた。
(1作目、2作目共 ディスカヴァー文庫より)
両方とも、不気味で奇怪な事件で少し似たところもあるような感じもしましたが、
読みやすく、面白かったです。犯人が誰なのかラストまでわからないのもよかったかな。
主人公は、
頭脳明晰な若きエースのミア・クリューゲル。
二年前、姉の死の原因をつくった男を射殺して以来、死を願うようになる。射殺事件でチームは解散していたが、
少女の事件で元班長の太っちょのホールゲル・ムンクに乞われて職場に復帰する。
死を願うミア・クリューゲルは、アルコールと薬漬け。
他の特捜班の面々も個性豊かで、よかった。
3作目も刊行されたら読もうと思ってます。
*「サムエル・ビヨルク」ノルウェーの小説家、脚本家、シンガーソングライター
« The Farms of Hawk Run Hollow Blok NO.1 ② | トップページ | The Farms of Hawk Run Hollow ③ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ダヴィド・ラーゲルクランツ 【ミレニアム6】 (2021.03.03)
- M.C.ビートン 【アガサ・レーズンの探偵事務所】 (2021.02.22)
- アン・クリーヴス 【地の告発】 (2021.02.08)
- サムエル・ビヨルク 【アイム・トラベリング・アローン】&【フクロウの囁き】 (2021.01.13)
- ネレ・ノイハウス 【森の中に埋めた】(2020.11.23)
最近のコメント