アン・クリーヴス著 <シェトランド四重奏 >ジミー・ペレス警部シリーズ
2作目「白夜に惑う夏」
シェトランド島の夏。 観光客の一団が押し寄せ、
人々を浮き立たせる白夜の季節です。
ペレスの恋人フランと画家ベラ・シンクレアの共同の絵画展が
開催で、出会った男が翌日桟橋近くの小屋で道化師の仮面を
つけて死体となって発見される。
本土からやってきた主任警部と捜査にあたるペレス。
しかし、島では二人目の死者が・・・
(創元社推理文庫 より)
1作目と同様に、第一発見者がまたしても二人目を発見するという内容ですが、
白夜の中、小共同体ならではの人々の心理が描かれています。
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3作目「野兎を悼む春」
今回は、シェトランド署刑事サンディが実家のあるウォルセイ島で
祖母の死の第一発見者となります。
少しずつサンディの成長がみられる。
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そして4作目「青雷の光る秋」
シェトランド四重奏の最終章です。
ペレスと恋人フランは、ぺレスの両親に会うためフェア島を訪れます。
島のフィールドセンターでふたりの婚約祝いパーティが開かれた。
その直後、センターの監視員が殺される。
嵐で本島との交通が途絶え、孤島となった島でペレスは一人きりで
捜査を始める。
(創元社推理文庫より)
ジミー・ペレス警部シリーズ「水の葬送」を先に読み、
何故恋人フランが死んだのかわからなかったけれど、
最終章でそのわけがわかる・・・この最後はちょっと衝撃的。
妄想、うじうじと悩む、ジミー・ペレス警部ですが、
小説の中とはいえど、いつか幸せになってと思うのでした。
今は、「水の葬送」の続編「空の幻像」を読んでます。
読んでいく中で、フェアアイル模様のセーターに、
各島の編みこみ模様のセーター、帽子など、時々出てきます。
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