シャルロッテ・リンク 【失踪者】
シャルロッテ・リンク著 「失踪者」
幼馴染みロザンナの結婚式に招待され、
ジブラルタルに向かって出発したエレイン・ドーソン
霧のためロンドンのヒースロー空港で足止めされる。
親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪する。
5年後、ジブラルタルで専業主婦のロザンナは、かつてロンドンで
ジャーナリストとして働いていた。
ある日、ロンドンの上司から仕事の依頼を受ける。
行方不明者たちについての記事を書いてほしいというもの。
中には、エレイン失踪事件も含まれている。
エレインを一泊させた弁護士は、失踪事件で疑われ
人生を狂わされます。
(創元社推理文庫より抜粋)
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仕事の依頼を受けロンドンについたロザンナは、弁護士マーク・リーヴに
取材を申し込みます。
また、テレビのトークショーでエレインの失踪について話した翌日に、
エレインを知ってる人物からの連絡が、
彼の無実を証明することに熱中するロザンナ。
彼は無実なのでしょうか?結末は・・・
ロザンナの家族、弁護士の心理、エレインの兄の心理、そして人生。
丁寧に描かれている。
大変良かった。☆5です。
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