ケン・フォレット【大聖堂 果てしなき世界】
ケン・フォレット「大聖堂」の 続編「果てしなき世界」
上・中・下巻 読み終わりました。
西暦1327年から1361年までの34年間にわたって、男女4人がメインの物語。。。
マーティン・ラルフ(マーティンの弟)・カリス・グウェンダの4人が森で異様な体験を
し、その4人が幸せを掴もうと、懸命に生きていく姿。
*~*~*~*~*
いつか、イングランドで一番高い建物を建てる・・・大きな夢を抱くマーティン
その才能に嫉妬した親方の策略により破門される。
一方、恋人のカリスは、羊毛市を救うため、老朽化した橋の修復に奔走するが、
やがて、橋は崩落し、多数の死者が・・・
マーティンは橋の修復を依頼されるが、元親方と修道院長と手を組んで
彼から仕事を奪い取る。またカリスはキングスブリッジを自由都市にする
運動に携わったが、税金の徴収ができなくなることを恐れた修道院長の陰謀により
魔女裁判にかけられてしまう。生きのびるため、カリスは修道女の道を選ぶ。
カリスが修道女の道を選んだことで、失意のマーティンは町を去り、フィレンツェに
マーティンは、フィレンツェで建築職人として成功を収めた。
数年後、疫病によって家族、仕事も失い、再びキングスブリッジに戻ってきたが
ここでも疫病が猛威をふるい、町は壊滅状態に・・・
女子修道院長となったカリスは、マーティンに依頼。町の復興をかけて大聖堂の塔
の建設に着手する (上・中・下巻 ソフトバンク文庫より)
*~*~*~*~*
上巻は結構時間をかけて読んだのですが、中・下巻はこの物語に引き込まれ
下巻は一日で読破。
*~*~*~*~*
幼いグウェンダが、サー・ジェラルドの財布を盗み
翌日、サー・ジェラルドの息子・マーティンとラルフに父が羊毛業を営む
エドマンドの娘カリスと知り合う。この4人が、森の中で殺人を目撃。
マーティンたち4人は、今日の事件は誰にも話さないことを誓う。
このことから物語が始まります。
他には、
ひたすら安泰の道を進もうとする修道院長ゴドウィン
疫病がはやると逃げ出すありさま。
ずるがしこい修道士フィルモン(グウェンダの兄)そして、グウェンダの狡猾な父と。
とにかく読み応えのあるページ数と内容でした。
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