ヘニング・マンケル 『ファイアーウォール』
刑事ヴァランダーシリーズ 8作目
『ファイアーウォール』 ヘニング・マンケル著
19歳と14歳の少女がタクシー運転手を襲う事件が発生。
逮捕された少女たちは金ほしさの犯行だと自供。
また、別件でATMの前で死体が発見される。
自然死なのか殺人なのか?心臓の疾患による突然死との
検視報告で事件性はないと片付けられるが・・・
タクシー運転手殺害で逮捕された少女が脱走、死体となって発見された。
一方、病死だと思われたITコンサルタントの死体がモルグから盗まれ、
代わりに少女との繋がりを疑わせるものが。
調べ始めたヴァランダーは、コンピューターに侵入するため、
天才ハッカー少年の手を借りる。
新しい時代の犯罪に苦しむヴァランダー。(東京創元社・創元推理文庫より)
*-*-*
おなじみの同僚たちの仕事ぶりと事件追求をしていくなかでの
ヴァランダーの同僚への不信感もこの中で描かれている。
*-*-*
原作8作目は1998年に発表されていて、14年経ってから
翻訳されて今年9月に発売されました。
(2012.10.15 読了)
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